ANA成田エアポートサービス様にEV充電器を導入致しました
2025.04.01
2025年2月19日、ANA成田エアポートサービス様よりご発注いただいておりましたEV充電器設置工事(急速充電器:50㎾×1台、普通充電器:6㎾×2台)が無事完了しましたので、ご紹介いたします※ビジネスパートナーであるEVolity様よりEV充電器を納入いただきました

今回は、事業所内にある数台の電気自動車を充電するための設備として、EV充電器をご購入いただいております

まず分電盤から充電器まで電源ケーブルを配線するために、敷地内の道路を横断させる必要がありました。そのため道路を掘削し、そこに配管工事を施しております。既設管路を損傷させないよう慎重に掘削をすすめ、無事に作業を完了させました

配管工事が完了した後はアスファルトを復旧させ、横断部分の作業が完了となります。道路を通行止めにすることが出来なかったため、掘削・埋設配管作業につきましては、片側ずつ実施する等の工夫を凝らしております

続いて建物内からEV充電器までの配線経路を作るために、金属管を使用した配管工事を施しました。掘削工事による道路横断配管部と、金属配管部をプルBOXを通してジョイントすることで、分電盤から手元開閉器盤までの管路が確立されます。

建物内の配線は主に既設ケーブルラックを使用し、土日を中心に作業を行っております

キュービクルからの電源ケーブル、あるいは分電盤からの電源ケーブルは一度この手元開閉器盤に集約され、そこから充電器まで配線されております。この手元開閉器盤から充電器までは露出配管工事を施しました

配管ブロックを使用すると非常に目立つため、今回はコンパクトなダクターを使用して露出配管を固定しています

最後に充電テストを実施して工事は完了となりますが、今回の作業の様にEV充電器設置工事には、①アスファルト・コンクリート道路掘削・埋設配管等の土木工事や、②配線・配管・電源繋ぎ込み等の電気工事が主に含まれ、更にそれ以外には、③新規電源引き込みによる建柱作業や、④課金装置に関連するIoT機器設置工事等、幅広い施工対応力が求められます

今後は、幅広い分野の企業からのEV充電器設置ニーズが増えてくると思いますので、一連の作業を安全・高品質・短納期で仕上げることで、期待に応えていこうと考えております。その他高圧引き込み工事やキュービクルの新設工事、また特例受電引き込み申請や補助金対応など、すべての作業を一括して対応可能ですので、導入希望のお客様はお気軽にご相談ください